最近、UnivaPayのオンライン決済に関して
「決済アカウントを増やしたい」というお問い合わせが増えています。
背景として、次のようなケースが多く見られます。
- 事業内容は同じだが、複数の店舗・サービスを運営している
- 商材ごとに請求名(カード明細の表示名)を分けたい
- 経理上、決済管理を整理したい
本記事では、UnivaPay(オンライン決済)における「決済アカウントを増やす」とはどういうことか、また再審査が必要なケース/不要なケースについて、分かりやすく解説します。
「店舗名を増やす」=「決済アカウントを増やす」という考え方
まず前提として、UnivaPayのオンライン決済では、
1つの店舗(店舗名)=1つの決済アカウント
という考え方になります。
そのため、「店舗を増やしたい」というご要望は、実質的には決済アカウントを追加したいという意味になります。
請求名(明細に載る名前)はどう決まるのか?
UnivaPayでは、カード明細に表示される請求名は「店舗名」を基準に設定されます。
つまり、
- 店舗数が増えても
- 店舗名が同じであれば
👉 請求名は変わりません
一方で、
- 商材ごとに請求名を変えたい
といった場合は、店舗名を分ける必要があります。その結果として、決済アカウントを増やす対応が必要になります。
決済アカウントを増やすには?
決済アカウントを増やすには、再審査が必要な場合と不必要な場合があります。
どちらに当てはまる?審査の有無をチェック
判断のポイントは「請求名(明細の表示)を変える必要があるか」です。
1. 【再審査なし】で増やせるケース
次の条件をすべて満たす場合は、再審査不要で対応可能です 。
- 店舗名・請求名は既存と同じで問題ない
- 販売商材やビジネス内容に変更がない
- 同一事業者内で、管理上アカウントを分けたいだけ
同一店舗名のまま決済アカウントを追加するため、比較的スムーズな方法となります 。
2. ⚠【再審査】が必要なケース
次のような場合は、注意が必要です。
- 店舗名(=請求名)を変更したい
- 新しい商材で決済アカウント(新規申込)を追加したい
これらに該当する場合は、改めて審査申請が必要になります 。店舗名(請求名)は利用者のカード明細に表示される重要な情報のため、変更時には必ず審査が行われます 。
決済アカウント追加の方法・比較表
| 項目 | 再審査が不要な場合 | 再審査が必要な場合 |
|---|---|---|
| 主な理由 | ・管理上の分離 (請求名は同じだけどアカウントを増やしたい ) | ・新しい商材の追加 ・請求名を商材ごとに変更したい ・同じ商材だけど請求名を管理する店舗毎に変えたい |
| 窓口 | サポート窓口へお問い合わせ | 営業問い合わせフォームよりご連絡 |
| 手続き | サポートにて対応後、アカウント発行 | 審査フォームの再申請(新規申込扱い) |
| 期間の目安 | 比較的スムーズ | 1か月程度かかる場合があります |
★再審査が不要な場合:サポート窓口はこちら
★再審査が必要な場合:営業問い合わせフォームはこちら
お問い合わせ
まとめ|まずは「請求名を変えたいか」で判断を
決済アカウント追加を検討する際は、
以下のポイントを整理すると判断しやすくなります。
- 請求名(カード明細表示)を変えたいか
- 店舗名を分ける必要があるか
- 商材内容に変更はあるか
これらを確認することで、
- 審査不要で対応できるか
- 再度審査が必要か
が明確になります。
「自社の場合はどちらに当てはまるのか分からない」という場合は、 お気軽にお問い合わせください。