オンライン決済 お役立ち情報

【図解で解説】決済代行会社の仕組みを理解しよう!よくある疑問を徹底解説

キャッシュレス決済が普及する現代で当たり前に利用されるクレジットカードですが、
「クレジットカードで決済をする」ということがどのような仕組みで行われているか理解していただくことで、
加盟店も消費者もスムースに、安心して決済を行って頂くことが出来ると思います。

そこで今回は実際によくある問い合わせをいくつか紹介しながら、
「クレジットカード会社」「決済代行会社」「加盟店」「消費者」の関係性について理解を深めて頂きたいと思います。

1. よくある質問:決済が失敗するのはなぜ?

クレジットカード決済が失敗する要因は様々ですが、最も多いのは「認証審査エラー」です。
これは、決済リクエストに対してカード会社が「承認」を出さなかった場合に起こります。

クレジットカード決済は、
消費者・加盟店・決済代行会社・クレジットカード会社・銀行という5つの主要な関係者間で資金が移動する仕組みです。

決済代行会社の仕組み

クレジットカード会社と消費者の関係

クレジットカード会社は、消費者の信用(クレジット)をもとに「後払い」というサービスを提供しています。
決済時には、カードが有効か、利用限度額を超えていないか、不正利用の疑いがないかなどを即座に確認します。

この与信照会(オーソリゼーション)で問題が見つかると決済は否決され、
UnivaPayでは「306」や「309」といったエラーコードが発生します。

加盟店がすべきこと

クレジットカード決済はカード会社によって審査されるため、
失敗した理由や消費者の契約情報は、カードを保有する本人にしか開示されません。
そのため、消費者が速やかにカード会社へ確認を行う必要があります。
この仕組みを理解していれば、エラーコードの確認からお客様にスムーズな案内ができます。

2. よくある質問:分割決済は限度額以上できる?

結論から申し上げますと、「限度額以上の決済は、分割であっても行うことはできません」

これは、クレジットカード決済が、消費者の信用情報をもとに許可されるためです。
限度額が足りない場合、決済は否決されます。
この場合も、消費者からカード会社へ確認を行う必要があります。

3. よくある質問:分割決済で請求額が上がるのはなぜ?

「分割」とは、クレジットカード会社が提供しているサービスです。
カード会社は、消費者が加盟店に支払うお金を一時的に立て替えることで、分割での支払いを可能にしています。

このとき、「肩代わりしたお金は、〇回分割で返してください。
ただし、毎回のお支払いには金利を上乗せします」という仕組みになっています。
この上乗せ分が、いわゆる「分割金利」です。

分割金利の設定や回数は、カード会社が消費者の契約ごとに設定しているため、こちらも消費者がカード会社に確認を行う必要があります。

4. クレジットカード決済が成立するまでの流れ

UnivaPayでの決済は、以下の流れで完了します。

  1. カード登録と情報の送信
    消費者が加盟店でカードを登録すると、カード情報と購入情報がUnivaPayを通じてカード会社に送られます。
  2. 与信照会(オーソリゼーション)
    カード会社は、消費者のカードが有効かなどを確認し、問題がなければ承認情報をUnivaPayに返します。
  3. 売上確定(売上処理)
    承認情報をもとにカード会社で売上が確定すると、カード会社から決済成功の結果情報をUnivaPayに返します。
  4. 加盟店への入金(立替払い)
    UnivaPayは、確定した売上金額から手数料・処理料等を差し引いた金額を、 加盟店の口座にご契約のサイクルで入金します。
  5. 消費者への請求と引き落とし
    カード会社は、後日、消費者へ利用総額を請求し、銀行口座から引き落とします。

5. 困ったときは

UnivaPayでは様々な資料をご用意し、加盟店様の「困った」に対応します。
もし決済についてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

-オンライン決済, お役立ち情報
-