コンテンツビジネスでよく利用されている「疑似分割」と呼ばれる支払い方法。
多くの事業者が導入しているため、一見すると問題ないように思われがちですが、
実はこの方法は不適切な支払い方法にあたります。
その理由は、形式上は「分割払い」に見えても、
実際には割賦販売法や資金決済法などの法律に抵触する可能性があるためです。
消費者保護の観点からもリスクが高く、トラブルにつながるケースも少なくありません。
正しい方法としては、UnivaPayが提供する「一括入金型分割決済」や、
サブスクリプション(継続課金)モデルなど、法的に認められた仕組みを活用することが望ましいです。
次に、これらの内容について詳しく解説していきます。
擬似分割とは?
「疑似分割」とは、加盟店(お店側)が独自のルールで、
クレジットカードを利用するお客様に対して、購入金額を分割し、その都度カード決済をしてもらう手法です。
たとえば、30万円の商品を購入する際、正規の分割払いに対応していないお店が、以下のような方法で決済を提案することがあります。
- まず10万円をクレジットカードで一括払いする。
- 数週間後に再び、さらに10万円をクレジットカードで一括払いする。
- 残りの10万円も、また別の日にクレジットカードで一括払いする。
一見「分割払い」に見えますが、カード会社の正規の分割払い仕組みではなく、加盟店が独自に“分割っぽく見せている”だけなのです。
擬似分割が推奨されない理由
- 加盟店規約違反
カード会社が定めるルールから逸脱するため、加盟店契約の停止・解除につながるリスクがあります。 - 消費者保護の欠如
金利・返済条件が不明確で、利用者トラブルや不利益が発生しやすくなります。 - 法令上のリスク(割賦販売法への抵触)
擬似分割は、加盟店が購入者に対して「分割での販売」を行う形になるため、販売信用供与に該当し、場合によっては割賦販売法の適用対象となります。
UnivaPayの「一括入金型分割決済」とは?
UnivaPayでは、こうした問題を解決するために 「一括入金型分割決済」 を提供しています。
擬似分割との違い
項目 | 擬似分割 | 一括入金型分割決済(UnivaPay) | サブスクリプション(継続課金) |
---|---|---|---|
契約上の扱い | 加盟店が独自に分割 | 正規のカード決済スキーム | 正規の定期課金スキーム |
加盟店規約 | 違反(禁止行為) | 準拠(問題なし) | 準拠(問題なし) |
入金タイミング | 商品金額分、分けて回収 | 商品金額分、一括入金 | 各課金サイクルごとに入金 |
未回収リスク | 加盟店が全負担 | カード会社側が管理 | 各回ごとに課金・決済処理されるためリスク分散 |
消費者保護 | 不透明・トラブルリスク高 | 制度に基づき安心 | 利用者がいつでも解約可能・継続条件明確で安心 |
まとめ
擬似分割は「便利そうに見えて加盟店にも利用者にも危険をもたらすNG行為」です。
一方で、UnivaPayの「一括入金型分割決済」なら、
- 加盟店はリスクなく一括入金を受け取れる
- 利用者は安心して分割払いが利用できる
- 規約準拠で長期的に安心して運用できる
という三拍子が揃います。
「分割払いを導入したいけど不安…」という事業者様は、ぜひUnivaPayの安全な仕組みをご検討ください。
一括入金型分割決済に関しての詳しい記事は以下をご確認ください。